予防歯科
- HOME
- 予防歯科
歯のメンテナンスの重要性
口の中は常在菌といわれる菌が何億も存在します。虫歯や歯周病を予防するためには毎日の歯磨きが最も重要なのですが、それだけでは十分ではないこともあります。
歯石はいくら頑張って歯磨きをしても自分で取ることができず、歯磨きが上手にできていなかった部分から、気付かないうちに虫歯ができてしまいます。
このように自分でのケアは限界があるため、専門的なケアが必要になります。
痛みが出てから歯医者に行く人が多くいらっしゃいますが、痛みが出てからでは治療が大変になるケースが多いため、治療を断念してしまう人も少なくありません。定期的なメンテナンスが重要です。
定期メンテナンスをされる方の月別特徴
1ヶ月周期をおすすめの方
- お口の汚れを取るのが苦手な方
- 顕微鏡で菌を確認されて不安な方
- お口の状況が安定していない高年齢の方やお子さま
- 歯肉が痛んでいる・歯のぐらつきがある方
2ヶ月周期をおすすめの方
- 毎月の定期メンテナンスで汚れがすくなくなってきた方
- 歯肉や歯のぐらつきが少ない方
- お口の異常が起こる前に、余計な出費を抑えたい方
3ヶ月周期をおすすめの方
- お忙しくてなかなか通院できない方
- 初診になってしまっても問題のない方
- ※周期を開けてしまうと初診料がかかる可能性があります。
患者様一人ひとりによって、メンテナンスの周期は変化します。
ご自身で気づけない内にお口の異変が進行してしまう可能性が非常に高いです。
いしはら歯科医院では、そんな個々に合ったメンテンナンス周期をしっかりと検査を行い、患者様の環境に寄り添ってご提案いたします。
定期メンテナンスを行う事で、口腔環境の悪化を防ぎ、余分な出費を抑える事にも繋がります。
20歳未満の方は無料・65歳以上の方は保険適用内・それ以外の方は1,000円で行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
歯周病の予防はメンテナンスが不可欠
日本人は「痛くなってから歯医者に行けばいい」と思っている方が多く、症状が重くなってから治療を行うケースが多いです。しかし、歯を失う原因第一位の歯周病を予防するには、歯医者でのメンテナンスが不可欠です。80歳で20本の歯を残せるよう、早め早めの治療と、定期的なメンテナンスが重要です。
3か月に1回は受診をお勧めします
メンテナンスの間隔は、通常であれば3カ月に1回です。しかし、お口の中の状態が良ければ6か月に1回程度でいい場合もあれば、状態が悪かったり歯周病の治療中には1週間に1回程度必要な場合もあります。基本的にはお口の中が健康な人ほど、メンテナンス受診の間隔が長い傾向になります。
なお、歯周内科受診の方は、1年に1度の細菌検査と1カ月に1度のメンテナンスを実施することをお勧めします。
当院の歯科メンテナンス
当医院では、患者様の定期的な歯科検診を大切にしています。
定期検診で歯の掃除や歯石の除去を行っています。
もちろん歯の疾患を見つけ次第、治療いたしますが、通常はスケーリング後にPMTCを行います。
詳しくは下記の項目をご覧ください。
-
スケーリング
スケーリングとは歯石を取る治療方法のことです。超音波レーザーで叩いて、歯肉と歯の間に挟まっている歯石を取り除いていきます。
-
PMTC
PMTCとは専用の道具を使用し、口腔環境を整える治療方法のことです。歯を傷つけないように表面の汚れを除去します。表面の研磨ができていると、どんどん汚れがつきにくくなります。
予防歯科の流れ
STEP01
問診・検査
いしはら総合歯科では、患者様の歯の健康状態を細かくチェックします。
プラークのチェック、歯肉の診断(ポケットの深さ、歯のぐらつき、出血の有無など)を含む詳細な検査を行い、お口の健康を維持するためのお手伝いをしています。
STEP02
治療 TBI・PMTC・フッ素塗布
いしはら総合歯科では、患者さまの日々の歯磨きをサポートし、効果的な口腔ケアを推進しています。適切なブラッシング技術から、歯間ブラシやフロスの正しい使用法まで、丁寧に指導いたします。
また、自宅でのケアだけでは取り除けない歯の汚れやバイオフィルムを、歯科衛生士が専用の機器を用いて徹底的にクリーニングするPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)を行い、虫歯や歯周病予防に努めます。
さらに、フッ素塗布によって歯を丈夫にし、再石灰化を促進することで、虫歯の初期段階の修復を助け、虫歯菌の活動を抑えることが可能です。これらの総合的な予防策で、皆さまの健康な笑顔を守ります。
STEP03
定期メインテナンス
毎日の歯磨きは大切ですが、磨き残しは虫歯や歯周病の隠れたリスクとなることがあります。そのため、当院でのクリーニング(PMTC)やフッ素塗布を含む定期検診を推奨しており、患者様が自分の歯でしっかりと噛める喜びを長く保てるようサポートしています。お口の健康を守るために、私たちが全力でお手伝いします。
子どもの予防歯科について
乳歯は成長したら生え変わるから…と油断せず、歯が生えはじめたら歯みがきを始めましょう。幼少期における歯列の健康状態は顎の成長に伴い、永久歯列の形成に大きな影響を及ぼします。
歯が生え始める時期は一般的に3ヶ月頃です。その少し前からガーゼのような柔らかい布で歯ぐきを触るイメージで拭いてあげて、歯を触ることになれさせておくとよいでしょう。
乳歯は永久歯と異なり柔らかいため、虫歯の進行も早いです。単に歯磨きをするだけでなく、ご両親が毎日「仕上げ磨き」を行うことも虫歯から守るためには必要です。
フッ素塗布
いしはら歯科医院では、お子さまの歯を守ると同時に安全性を保つために中性のフッ素を使用しております。
子供の歯は柔らかく虫歯になりやすいため、フッ素を塗布することで歯を丈夫にすることができます。歯や骨を丈夫にする作用があるフッ素は、歯に作用されると表面から取り込まれ、歯の結晶の一部となり、歯を丈夫にさせることで虫歯リスクから守ります。
大人の方には酸性のフッ素をしようすることで、しっかりと予防を行い強い歯をつくります。
シーラント治療
シーラント治療とはむし歯になりやすい奥歯の溝を、フッ素を配合した樹脂で埋める治療のことです。
成長に伴い、奥歯の溝はなくなっていきますが、幼いお子様の奥歯は溝が深く、歯磨きもしにくいため、むし歯の大きな原因となっています。
歯を削ることなく、痛みのない治療でむし歯を防げるのもこの治療方法の大きなメリットです。
ブラッシング指導
歯の磨き残しがあるとむし歯の原因になります。毎日、歯を正しく磨くことがむし歯予防+歯周病予防の一番の近道です。
当院ではお子様が毎日楽しく、正しく歯磨きを続けてもらえるよう、歯の磨き方をお伝えしています。
お子さまの予防歯科にも力を入れている当院では、歯の安全は社会性のひとつと考え、小さいころから1ヶ月に1回のメンテナンス習慣をつけることをおすすめしています。定期的なメンテナンスは、お子さまの健やかな成長に欠かせないものであり、将来の健康を守るための大切なステップです。
当院では、かかりつけ医のように何でも相談しやすい歯科医師や歯科助士が揃っています。歯の痛みやトラブルだけでなく、お子さまの成長に伴う歯や口の変化、日常のケアや食生活に関する相談など、お気軽にご相談ください。また受診後には楽しんでいただけうよう、ガチャガチャを用意したり、安心して通院していただける環境を整え、お子さまの健やかな歯と口の健康をサポートしています。