ブルーラジカル治療は、歯周病治療の新しい選択肢として注目されている方法です。
ただし、いしはら総合歯科では、この治療を「従来治療に取って代わるもの」とは考えていません。
これまで積み重ねてきた基本的な歯周病治療を土台とし、その上で治療の幅を広げるための一つの手段として位置づけています。
従来の歯周病治療は、歯石除去やプラークコントロールを中心に、炎症を抑え、進行を止めることを目的としてきました。
これは今も変わらず、歯周病治療の基本であり、最も重要な部分です。
一方で、歯周病を「細菌による感染症」として考えたとき、器具による清掃だけでは届きにくい領域があるのも事実です。
ブルーラジカル治療は、光と薬剤を組み合わせて活性酸素を発生させ、歯周病菌そのものに直接働きかける治療です。
この考え方は、従来の物理的なアプローチを補完するものであり、「原因菌を減らす」という点に明確な目的があります。
いしはら総合歯科がこの治療を導入した理由の一つは、これまで対応が難しかったケースに、新たな選択肢を提示できると考えたからです。
外科処置が必要と分かっていても、年齢や全身状態、心理的な不安などから踏み切れなかった患者さんもいます。
そうした「やりたくても適わなかった治療」を、別の形で可能にする道が広がることに意義を感じています。
ただし、ブルーラジカル治療は万能ではありません。
すべての歯周病がこれだけで治るわけではなく、進行度や口腔内環境によっては、従来治療や外科的処置が必要になる場合もあります。
また、治療後のセルフケアが不十分であれば、細菌は再び増えていきます。
この治療は「一度で終わらせるもの」ではなく、良い状態を作るためのきっかけだと考えるべきでしょう。
だからこそ、いしはら総合歯科では「最新だから勧める」という判断はしません。
その人の状態に本当に合っているか、今までの治療とどう組み合わせるのが現実的かを重視します。
場合によっては、あえてブルーラジカル治療を選ばないこともあります。
私たちが目指しているのは、治療法の数を増やすことではなく、患者さん一人ひとりに合った現実的な選択肢を持つことです。
ブルーラジカル治療は、その選択肢の幅を広げ、これまで届かなかった部分に手を伸ばすための道具の一つです。
基本を大切にしながら、新しい技術を慎重に取り入れる。その延長線上に、ブルーラジカル治療があります。治療法が主役なのではなく、歯を守り続けたいという気持ちと、それを支える日々の積み重ねこそが、歯周病治療の中心だと私たちは考えています。
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いしはら総合歯科
~たべるたのしみいつまでも~
院長 石原健太郎
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